畳の入替え工事の注文をいただきました。
靴下や靴は洗い古くなると新調しますが
畳やじゅうたんは そのままという方が多く
衛生的に10年そのままはどうかなぁと思います。
今回は思い切って 交換との事です。
![01tatami201905.jpg](https://kitagawakoumuten.com/wp-content/uploads/img/01tatami201905.jpg)
事前に採寸を行い工場にて畳を作ります。
よく言われる事ですが、2階の畳を使ってほしいとか、
違う家の畳を使ってほしいとか言われますが、
全く同じ家を3軒作っても、全部大きさと角度が違うのです。それくらいシビアに畳が
作られます。
隙間にゴミが落ちないように結構ギチギチに入れていきます。
縁無し半畳畳なので 市松模様に敷きます。
敷く作業はあっというま さすがプロ。
畳の良い匂いが漂い、見違える空間に大変身。
「琉球畳」「縁なし畳」はその名通りに縁(へり)がない畳の事で、ここ数年から注目を浴びて人気の高い畳です。通常使う畳表より幅の広い畳表を使い、四方に折り曲げながら巻き込み逢着する加工方法です。「縁なし畳」は、近年のものでなく伝統あるもので、この加工方法(逢着)は昔からある伝統ある畳製作工法です。「琉球畳」「へりなし畳」が一般の縁付畳より高価なのは、サイズ(寸法)あわせや加工技術が難しく、1日の生産量が少ない事や材料の価格などが原因にあげられます。
よく「縁なし畳」を「琉球畳」と呼ばれる場合がありますが、厳密には「琉球畳」は『琉球畳表』を使用した「縁なし畳」のことです。『琉球畳表』は普通のい草と違う種類で三角い草、七島い(しっとうい)と呼び、三角の草を裂いて干した物です。今では一般的に「縁なし畳」と「琉球畳」は一緒である認識になっています。