柱にはベンガラが塗られています。
この柱は見えるので、これを削って綺麗にします。
ドアも取り付けるので 真っ直ぐでないといけないのですが
中央部を中心に 思いっきり曲がっていました。
しかも背割りがあるので、木も反っています。
ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ
語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。
日本の暮らしにも古くから根付いている素材で陶器や漆器、また防虫、
防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとしても使用されてきました。
ラスコーやアルタミラの洞窟壁画にもみられ旧石器時代から使われた
最古の顔料であり古代色です。
経年変化に強く、日光による褪色がないことも特徴で昨今では無害で
あることから天然素材として見直され繊維製品への染色、オーガニック
製品にも使用されるようになりました。
地球上に一番多く存在する「赤色」は酸化鉄といわれています。
人類にとって身近な色であり、土から取れた古代色「ベンガラ」は
大地の色であり日本の暮らしを彩る色なのです。
背割りとは、未乾燥の針葉樹の心持ち材などにおいて、製材後の乾燥による材面割れ(背割れという)を防止・軽減させるために行う製材工法のこと。一般に、化粧的価値の低い材面に、材面のセンターから角材の中心に向けて、適度な深さの溝を角材の全長に渡って入れるが、これを「背割り」や「芯割り」という。また、この溝切りには丸鋸(まるのこ)が用いられる。ちなみにこの「背割り」や「芯割り」は、柱や化粧材として使用される木材のみに行われる。土台などの構造材には行われないのが通常。
電気カンナで 思いっきり削り、カンナで仕上げます。


反対側の方立の枠も取り付き ドアもつき
巾木や 飾り見切りも取り付け
順調に進んでいます。