事件の状況があきらかになってきました。
2階から、窓を脱出しようとしたが出られなく
ガラスを割ったら、近所の人がはしごをかけてくれた。
トイレに避難してしまい、どうにもならない状況で
窓から 「助けて!!!」と
黒煙の状態で 工事関係の人が 面格子を外して
ひっぱり 救出したそうです。
救出された人も、救出した人も凄いとしか言いようがありません。
片方は 絶望。片方は自分の命を落とすかもしれないのに・・・。
犯人も 全身やけどを追ってるみたいですね。
まず ガソリンを撒いて、ライターで着火なんて怖くてできません。
爆発する恐れがあるので、田んぼで、稲を焼くのであれば
ガソリンを使用しませんが、ガソリンを使用するのであれば
ガソリンを撒き、離れた所から、超ロングチャッカマンか、
新聞に火をつけたものを投げるかしないと
自分に危害が加わる 大変危険な液体です。
皆さまも、ガソリンを着火剤に使用しないようにしてくださいね。
話は戻りますが
ヘリコプターで 3階のドアが映っていまいた。
こんな ドアでした。
樹脂っぽいですが、枠は シルバーのアルミのようでした。
ここから出られなかったとの事。
2ヶ所カギがあるので、難しいのでは?という意見があり、
そうなんですよ! このタイプ!
私もお客様の家から出る時に、出られない時があるんですよ!
その気持がよくわかります。
これが 上と下に 2個つきます。
上も下も 縦にしないと 外に出られません。
パニックになっていると、上だけ 回してはノブ、回してはノブの
繰り返しで ドアが開かない!ってなると思います。
子供も 出られないと思います。
避難経路にこういうものを採用してはいけない
もしこれが事実であれば 設計ミスと思います。
法的に問題ないかもしれませんが、設計に問題があったということ。
建築基準法は最低の基準なんです。
建築基準法 第1条
(目的)
第一条
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
最低とは、 「最低限この基準は守る事」という内容で、それ以上は
設計者の判断で、考えなさいという事です。
基準法さえ守ればいいのではなく、本件も火災した時の事を考えれば
ドアの形状選定ミスと思います。
それが設計者の役割。2007年建築だそうで 十分新しい建物でした。
話は戻りますが。。。
我が家も玄関は同じタイプです。
火災になれば 玄関から逃げるかもしれませんが
毎日使っているので、子供も逃げられます。
万が一 玄関から火災が起きれば?
最近の家は 窓が小さく、少ないので このタイプの家も
注意ください。
後 引違いの窓に採用されている
防犯用 サブロック
こういうものが ついていて、窓が開かないので逃げられません。
住宅で火災がおきることは ほとんどありませんが、
再度皆さまも 何かあった時の為に
注意された方が良いかもしれないです。