事件の状況があきらかになってきました。
2階から、窓を脱出しようとしたが出られなく
ガラスを割ったら、近所の人がはしごをかけてくれた。
トイレに避難してしまい、どうにもならない状況で
窓から 「助けて!!!」と
黒煙の状態で 工事関係の人が 面格子を外して
ひっぱり 救出したそうです。
救出された人も、救出した人も凄いとしか言いようがありません。
片方は 絶望。片方は自分の命を落とすかもしれないのに・・・。
犯人も 全身やけどを追ってるみたいですね。
まず ガソリンを撒いて、ライターで着火なんて怖くてできません。
爆発する恐れがあるので、田んぼで、稲を焼くのであれば
ガソリンを使用しませんが、ガソリンを使用するのであれば
ガソリンを撒き、離れた所から、超ロングチャッカマンか、
新聞に火をつけたものを投げるかしないと
自分に危害が加わる 大変危険な液体です。
皆さまも、ガソリンを着火剤に使用しないようにしてくださいね。
話は戻りますが
ヘリコプターで 3階のドアが映っていまいた。
![9391.jpg](https://kitagawakoumuten.com/wp-content/uploads/img/9391.jpg)
こんな ドアでした。
樹脂っぽいですが、枠は シルバーのアルミのようでした。
ここから出られなかったとの事。
2ヶ所カギがあるので、難しいのでは?という意見があり、
そうなんですよ! このタイプ!
私もお客様の家から出る時に、出られない時があるんですよ!
その気持がよくわかります。
![lock_2_191_189.jpg](https://kitagawakoumuten.com/wp-content/uploads/img/lock_2_191_189.jpg)
これが 上と下に 2個つきます。
上も下も 縦にしないと 外に出られません。
パニックになっていると、上だけ 回してはノブ、回してはノブの
繰り返しで ドアが開かない!ってなると思います。
子供も 出られないと思います。
避難経路にこういうものを採用してはいけない
もしこれが事実であれば 設計ミスと思います。
法的に問題ないかもしれませんが、設計に問題があったということ。
建築基準法は最低の基準なんです。
建築基準法 第1条
(目的)
第一条
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
最低とは、 「最低限この基準は守る事」という内容で、それ以上は
設計者の判断で、考えなさいという事です。
基準法さえ守ればいいのではなく、本件も火災した時の事を考えれば
ドアの形状選定ミスと思います。
それが設計者の役割。2007年建築だそうで 十分新しい建物でした。
話は戻りますが。。。
我が家も玄関は同じタイプです。
火災になれば 玄関から逃げるかもしれませんが
毎日使っているので、子供も逃げられます。
万が一 玄関から火災が起きれば?
最近の家は 窓が小さく、少ないので このタイプの家も
注意ください。
後 引違いの窓に採用されている
防犯用 サブロック
![images_20190722084743b8a.jpg](https://kitagawakoumuten.com/wp-content/uploads/img/images_20190722084743b8a.jpg)
こういうものが ついていて、窓が開かないので逃げられません。
住宅で火災がおきることは ほとんどありませんが、
再度皆さまも 何かあった時の為に
注意された方が良いかもしれないです。