ARCHITREND ZEROが登場してから、すでに8年が経ちましたが、インターフェイスやツールバーの変更に未だに慣れません。
普段はDRA-CADを使用しているため、特に違和感を感じます。DRA-CADのアイコンもARCHITREND Z仕様に変更しているので、なおさら違いが際立ちます。 あと2年もすれば新しいバージョンがリリースされるでしょう。ARCHITREND Zの時はバージョンアップがとても充実していましたが、ZEROになってからの後半のV6、V7、V8では、あまり大きな変化が感じられず、ネタ切れしてしまったのでしょうか、と感じています。 そこで、ZEROを改めて検証してみました。相変わらずツールバーには慣れません。 ポップアップメニューは自分好みにカスタマイズできますが、標準コマンドはカスタマイズできないのが普通だと思っていたところ、ZEROでは可能だと知り、これは凄い進化だと感じました。非常に便利で、作図のスピードが少しでも向上します。現在のポップアップは6×6ですが、もっと増えたらいいのに、と思いませんか? 例えば8×8とか…。 とにかくページを切り替えたくないんです。
でも、標準コマンドを使わないと作図が進まない場面もあります。その際、ポップアップと重複して表示されるコマンドがあると、あまり使用しないコマンドを探すのに時間がかかってしまいます。 そんなとき、♪ピローン、とひらめきました。 ポップアップに配置したコマンドは、標準コマンドから削除すればいいという結論に達しました。 さらに、カスタマイズした内容をエクスポートできる点が非常に重要です。これがあるのと無いのとでは、作業効率に大きな差が出ます。 自分流のポップアップを作成しても、それを保存しておかないと、システムの入れ替え時に復元するのに膨大な時間がかかります。 EXCELでも、2013バージョンあたりからツールバーのエクスポート機能が追加され、それにより同様の問題が解消されました。
また、画像を図面に挿入する際、大きな画像が表示され、それを毎回小さくする手間が不便でした。しかし、DRACADでは二点挿入が可能で、非常に便利です。 最近では、ZEROでも同様に二点挿入ができるようになっていましたが、教えてもらわなければ気づかなかったでしょう。 少しでも快適に早く図面が描けるようになるのは嬉しいことです。ただし、アーキトレンド21からあまり変わっていない機能も多く、少しずつ新機能を小出しにしている印象があります。