本日は ALC工事を行いました。
行いましたと言うよりは、職人さんにやって頂いたのですが・・・。
工事メモとして 本日はブログに書いてみます。
パソコンに新しい知識や、覚えたことはパソコンに
工事毎に書いています。昔のことは忘れてしまうので
瞬時に、記憶を呼び出せるように保存してます。
検索も、瞬時に出るように工夫しております。
ブログのブログ内検索で、困ったら ALCとか検索すると
本ページが出てきます。
本題です。
ALCとは
ALC(エーエルシー)は主に5階建て程度の
中低層建築物の外壁や床板、
超高層マンションの廊下・バルコニー側の外壁、
鉄骨造の倉庫や工場の外壁で用いられることの多い建築材料の
ひとつで、高温高圧多湿養生を意味するオートクレーブ状態で
製造管理された軽量気泡コンクリートを指す。
Autoclaved Light-weight Concrete の頭文字をとったもの。
建築現場で作られる軽量気泡コンクリートとは違い、
主に設備の整った工場で製造され、建築物の外壁の部品(パネル)
として製品になっている。ALCパネル
1962年にシポレックス株式会社が最初に日本に導入した。
現在(2007年)日本国内では旭化成建材株式会社ではヘーベル、
住友金属鉱山シポレックス株式会社ではシポレックス、
クリオン株式会社ではクリオンの各商品名で販売されている。
概要
無機質材料を原料にしていることから法定不燃材料として認定され、
加えてパネル内部に気泡を有しコンクリートに比べて約1/4程度の
重量であることから他の建築材料と併用して高層建築物の間仕切り
壁や防火区画などで用いられる。
軽量とはいえ、幅600mm, 長さ3,000mmを越えるパネルを運搬
するには複数人の人力が必要となり、通常は揚重機を用いて搬入する。
地盤の地耐力が低く経年変化により地盤沈下が起こりやすい軟弱地盤に
一戸建住宅や小規模建築物を建設する際には建物の総重量の軽減化や
工事工期の短縮を目的としてALCパネルを採用することがある。
狭小敷地や隣接建物が迫っている区画などでは上空からALCパネルを
吊り下げる
吊り下げることで外壁ができあがり、コンクリート造では困難な場所でも
施工できる場合が多い。
標準的な鉄筋コンクリート構造の建物では構造物全体が連続した一体化
した構造体であるのに対して、ALCパネルを用いた鉄骨造では鉄骨と
ALCパネルは金属ジョイントを介して接合される。
地震などの大きな外部応力が加わった際には主要構造部の鉄骨と
ALCパネル本体では別々の挙動をするため主要構造部の
変形追従性を考慮した各種ジョイント金具は各メーカー又は
専門鋼材店より市販されている。
とまぁ 説明はこんな感じです。
改めて読むとなるほどって思いますね。
本日貼ったのは
1800×600 厚50 ライトと呼ばれるやつです。
通常 パワーボード住宅用 厚37です。
写真にビスが見えますが、ステンレスの四角頭ビスで
8本しか留めないのです。
建築でビスをバンバン使う人間にとって
大丈夫なのか?とか心配してしまいますが、
いろんな要素があるようです。
まず 水平出しの墨だしからです。貼る計画を立てます。
水平の誤差があるようなので、調整して貼ります。
使用道具
コーナーの切断は、4mmくらいの鉄筋が入っているので
コンクリートカッターの丸のこ。
その他は、通常の集塵チップソー付丸のこでした。
案外簡単に切れました。
上に写っている 両刃ののこぎり、片方がALC用で片方
鉄筋用と兼用のようです。
面取りカンナ
平カンナ
後 大幅な部分切断する場合は、ELプレーナ とか書いてました。
コード付 マキタインパクト
(メンテ必要で 2年くらい持つようです。)
もっと早く痛むかな?とか思いましたが案外持つようです。
メモ帳 ノートでした。
エンピツ
金づちは 左官屋が使う 四角頭の反対がケレンみたいのが
ついているものでした。
ステンレスビス
貼り方
サイディングと違って、サイズを自在に調節できるんですね。
一枚は1800なのですが、1780mmに切断して貼る場合も
あるそうです。切断したら面取りカンナで面を作って
あたかも既成品の用に見せます。
フラット面はほぼ突きつけで貼り、
コーナーについては 5~10mmのクリアランスを
見るそうです。地震の変形とか。。。
ビスをあんまり打たないので貼り始めると
早く、どんどん仕上がっていきます。
後は 補修工です。カケタ所や、隙間が空いた所を
補修材で埋めて
後は コーキングで完了です。
昔は、他人の仕事なんて一切関与しませんでした。自分の
仕事もありますし!
でも 今は監理業も行っているので、職人さんにいろいろ
聞いて、何が本当で何が間違いかを的確に判断しないと
行けません。大工工事も昔は、大工さんの言いなりでしたが
今は自分ができるのである程度は、対等に話ができます。
今は インターネットがあるのでなんでも調べられますが、
昔は、携帯もなく、ネットも無いのによく仕事ができたなぁ~って
思います。
今の若い子達は、仕事が減りバブルを経験してませんが、
勉強量、知識量は凄いと思います。
私も、建築は好きなので面白くなってきた時には、
もう良い歳です。(笑)
人生って短いです・・・。